子どもの成長にとっての食事の大事さ
2009年 12月 19日
サンタさんはこれからそりで世界を飛び回り、目の回るような忙しさとなることと思います。子どもたちの夢のためにがんばって!(過労には気をつけて!)。
さて、突然ですがここで一つ、食事についてのクイズ。
「12歳の女の子と、そのお母さん(30歳台)。どちらが多く食べなければいけないでしょう?」
答えは、12歳の子ども、です。
えー、意外!と思った方も多いかと思います。
1日に必要なカロリーは、12~14歳の女子は2,300キロカロリーなのに比べて、30~40歳代の大人の女性は2,000キロカロリーなのです。男子だと、親子とも2,550キロカロリーで同じです。
(大人があまり運動をしない場合は、300~350キロカロリーほど必要量が減ります)。
でも、子どもの方が体が小さいのに、なぜ大人よりたくさん食べないといけないんでしょう?
それは、「体は食べたものからできている」からです。
子どもは成長するために多くの材料を必要とします。
家を建てている途中のようなもので、大きく丈夫な家を作るためには、土台、柱、壁、などなどたくさんの材料がいります。
逆に、大人は、もう出来上がった家みたいなもので、メンテナンスのための材料(やランニングコスト)の分だけで済みます。
体が育つために、たくさんの栄養を欲しがっているのに、きちんとした食事をせずに栄養が足りないと、大きく育つことができません・・・。
(体作りに必要なのは、特にたんぱく質や無機質(カルシウムなど)。)
成長期に、しっかりとした食事をすることで、体は健康に成長していきます。
幼・少年期の体作りは、その子にとって一生の宝です。
私達は、ケガが少なく、呼吸循環器と全身の筋肉をバランスよく鍛え、神経系の発達をうながす、水泳という運動によって、子どもの成長をサポートしていきます。
バランスのいい食事+適切な運動+質のよい休息(睡眠)によって、健康で丈夫な体作りをしていきましょう。
(・・・それでは、バランスのいい食事とはどんな食事なのでしょうか?野菜をたくさん食べる?3食食べる?品目を多く食べる?好き嫌いをしない?
それについてはまたの機会に書きたいと思います。)
Where there is a will, There is a way.
投稿者:小野 淳
by lily-swimming | 2009-12-19 23:17 | なんでもトーク